親切心と善意
No act of kindness, no matter how small, is ever wasted.
どんなに小さな親切も無駄になることはないのです。
―Aesop
自生のキンギョソウはイタリアとスペインで初めて見つかりました。ヴィクトリア時代のイギリスでは、キンギョソウは親切心と善意を伝えてくれる花でした。男性が女性にキンギョソウが入った花束を贈ることは、人柄と親切な好意に対する賛辞で、ドラゴンに似た花には悪いものや災いを遠ざける神秘的な力があると信じられていていました。キンギョソウは新居のお祝いのギフトとして贈られたり、温かい心遣いへの感謝のしるしとしても贈られていました。
インスピレーション・メッセージ:
大好きな人や気にかけている人に親切にするのは簡単ですが、本当の親切さと善意は、知らない人や、場合によってはあまり好きではない人たちにも向けられるものです。
Interpretation
GraciousnessとBenevolenceは、どちらもラテン語から派生した英語で、元のラテン語には「礼儀正しく親切な態度」と「よい意思を持つこと」の意味があります。
(「自生のキンギョソウがイタリアとスペインで」というのはひっかけ問題みたいですね……)。
見返りを求めず惜しみない優しさを持って人に接することは、自分のためにでも、相手のためにだけでもなく。
ただ楽しんで喜びを分け合うことで咲く花があります。