新しい始まりと智恵
Knowing yourself is the beginning of all wisdom.
自分を知ることは、すべての知の始まり。
―Aristotle
白いバラは東洋の蓮の花と同じように、悟りの智慧を象徴しています。ギリシア神話にはいくつかのバラに関する逸話があり、中でも白いバラの誕生にまつわる神話では、海の泡から愛の女神アフロディーテが姿を表し、海に女神を讃える白いバラが咲いたとされています。ヴィクトリア時代の花言葉では、純白のバラはとくにロマンティックな新たな始まりを約束していました。
インスピレーション・メッセージ:
薔薇の花びらが美しい螺旋を描きだすように、あなたのこれまでの経験は、上昇しながら巡り巡って、新しい高みへと導いてきました。人生のとげとげしいレッスンの痛みさえも、あなたが成長し、真新しい始まりに向けて準備が整った証なのです。
Interpretation
原文の"The Goddess of Love, rose up from the ocean” (愛の女神アフロディーテが姿を現し)にはバラが隠れています。riseの過去形のroseですが、英語の言葉遊びです。
また、聖書の天地創造の場面でも「バラ」という言葉が登場します。ヘブライ語で「神に創造された」の意味を持つ "בָּרָא[bara']” で、発音が日本語のバラと似ているため、共時性が感られます。
”Bengale Thé hyménéen”と題され、結婚の守護神に祝福を受けた白いバラは、まさに「愛の女神」として、新しいロマンスの始まりを告げています。