RED ROSE|真紅のバラ Hidden Secrets

隠された秘密

Three things cannot be long hidden; the sun, the moon and the truth.

 

隠し続けることができないことが3つあります。太陽と月、そして真実。


―Buddha

 

赤いバラは歴史を通して愛され、深い意味が込められてきました。クレオパトラの宮殿は赤いバラの花びらで敷き詰められ、ギリシャ神話では、エロスが沈黙の神ハルポクラテスにバラを贈ったことから、赤いバラは秘密と結び付けられるようになりました。古代ローマ時代から中世にかけては、赤いバラがテーブルの上に吊るされると、「サブローザ(バラの下)」で話されたことは厳重に秘密が保持されるサインで、秘密の信仰やスピリチュアルな儀式を象徴するためにもバラはよく使用されています。
花言葉ではバラの本数も色と同じくらい重要で、1本の赤いバラは『運命の人』を、6本の赤いバラの花束は『あなたのものになりたい』という意味があります。

 

インスピレーション・メッセージ:

秘密を持つことは、他の人を暗闇に閉じ込めるだけではなく、距離を遠ざけてしまうことにもなります。たとえ傷つくかもしれないと思うときでも、いつも真実を話すようにしてください。嘘で誰かを笑顔にするよりも、真実で泣かせる方がよいのです。

 

 

Interpretation

 

蓮の上で口元に指を添えた小さな子供は、時と場所を越えて沈黙の神となりました。それが沈黙のポーズだと誤解を生んだのです。本来、太陽の神であった子供は闇を追い払い、隠された秘密を明らかにしてくれるのでしょう。

ときとして、光が闇を照らしてしまうことがありますが、静けさの中で語られる秘密は、あなただけに伝えられるメッセージです。