YELLOW ROSE|黄色のバラ (ロサ・スルフレア) Enthusiasm & Friendship

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熱い友情

A single rose can be my garden... a single friend my world. 

 

1本のバラが庭になるように、ひとりの友は私のすべて。


―Leo Buscaglia

 

18世紀頃、中東で黄色のバラが発見され、アフガニスタンやアジアからヨーロッパに輸入されると、人々はすぐにこの陽だまりのように明るい黄色のバラに夢中になりました。オランダやフランスの植物学者たちは、黄色のバラを香り高く、寒いヨーロッパの気候でも育つように優しく改良を始めました。
ルネサンス期と同じようにヴィクトリア朝の時代にも、黄色のバラは嫉妬と結び付けられていましたが、のちに夢中になることや楽しむこと、そして友情の象徴になりました。黄色と赤いバラが花束になると、喜びに満ちた幸せを運んできてくれるのです。

 

インスピレーション・メッセージ:

友情の庭はどんな庭にも似ていますが、友情は庭よりも愛情を持って接することができる健康的で美しいものです。そして、友情の結びつきの強さは、花のようにどれだけ長く咲き続けたのかではなく、人生にどれだけを楽しさをもたらしたかで結ばれています。

 

 

Interpretation


庭を作ることと親友を作ることはたしかに似ています。植物のために環境を整えたり、その成長を優しく見守り、まるで私たちの愛情に応えてくれるかのように、やがて花が咲き、その美しさに心は和まされ、いつのまにか植物たちと深い信頼関係が結ばれていることに気が付きます。

相手が人間ではなく、何かに熱中してその世界に入ってしまうようなことも、友情と呼べるのではないでしょうか。たとえば、「ピアノはわたしの友達なの」というようなことも、その世界に没頭するほどの魅力や楽しさなど、自分の中に熱意を感じているのだと思います。